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「なでこSMILE」のアニメ感想BLOG

アニメや漫画などについての、自分の思いを記録するブログ

アニメ「Re:CREATORS」の第5話を見た!

今回のお話で、とうとう国が動き出しましたね。
この、現実世界に干渉してくるフィクション世界の住人という表現を、一体どうやって描くのか大変気になっていましたが、現実サイドから全面的にこれをリアルに考える(もちろんお話の範囲内で)という、「シンゴジラ」と同じような構造だということが5話ではっきりしました。

このような、リアリティーをダイレクトに感じるために、フィクションが現実世界へそのまま干渉してくる様子を描いた作品は、例えば「バケモノの子」などがありますが、作中内で「フィクション世界と現実世界を繋いだ」わけではなく、「フィクション世界と現実世界を衝突させた」という台詞があるのが、個人的に大変興味深いです。
魔法少女がビルをばんばん破壊してるシーンなんかまさに、衝突ですよね。笑ってしまいましたけども。

それに、第1話冒頭で、颯太が「僕は狂言回しであり、主人公はやはり彼女だった」と言っているので、現実サイドのだれかが単純に走り回って事態の収拾を図るとか、現実とフィクションの二重存在が出てきて、それが活躍するという話ではないみたいですね。ゴジラみたいに軍服の姫君に向かって、自衛隊が集まってミサイルをばんばん撃ったりはしないだろうと思います。
ですので、セレジアやメテオラみたいな存在が現実世界を舞台に、現実世界を救うべく大立ち回りをやってくれるんじゃないかと、大変わくわくしています。
現実であるタイを舞台に、嘘みたいな悪党が活躍する「ブラックラグーン」の原作者なので、案外その辺りをうまくやってくれるんじゃないかと、今から期待大です。


TVアニメ「Re:CREATORS(レクリエイターズ)」第1弾CM

アニメ「エロマンガ先生」の第3話を見た!

いやー、この第3話で山田エルフ先生の家から、紗霧がお絵かき配信してるところを覗き見するところがあるんですけど、みなさん見ました?
これは超絶萌えたわ~。なんて楽しそうにお絵かきしとるんだ!

この伏見つかさと、かんざきひろアニメ化作品は、「俺妹」もそうでしたが凄い落ち着いたカット割りなので、大変リラックスして見れますよね。
ちょっとした日常系なんじゃないかっていうくらい、画面が安定しています。
そこに、異様なほど作画が細かい紗霧の地団駄とか、吸盤のついた矢が飛んで来たりとか、グリグリと絵が動くので、作品世界を覗き見している感じが半端じゃないです。「俺妹」だったら、あやせの回し蹴りとかね。未だに忘れられませんもの。

それにしても、確か「二次妻ヘルツ」でも言ってたけど、クラスのみんなが集団で家に来て、登校を呼びかけるシーン嫌だったわー。
これまた「俺妹」でもあったけど、この二次元の住民に割と容赦ない感じも相変わらず面白いです。ちょっとマジで胃が痛いけどね。2話でネット解約しろって言ってましたもんね。私は学校嫌いだったんで余計腹立つわー!うわー!このリア充なところは、本当にリア充な感じ。桐乃とか最初のころ私ちょっと苦手でしたからね。

しかして、山田エルフが隣に越してきた辺りで、これは傑作を確信しました。
「全裸でピアノ弾くの趣味」って言いきってましたもんね。言い切るわー!みんな言い切る!「おちんちん大好き」とかね。

そういう意味じゃ、電撃文庫原作の王道ラノベアニメと見せかけて、実はかなりの変化球ですよねコレ。
タイトルだって「エロマンガ先生」ですしw
かーずさんが、うっかり電車でタイトルを声に出して、変な目で見られそうになったとツイートしておられましたが、ここら辺にその罠の原因がある気がします。
うっかり、原作とか外に持って出て読んじゃいそう!

この一般人お断りな感じ、アニメ好きにはお馴染みでも普段アニメ見ない人には絶対勧められない感じを堂々とやるのを見ると、
私なんかは、いやー今アニメ見てるな-!!!という爽快な気分になります。



TVアニメ「エロマンガ先生」 CM第2弾 30秒

『失われたブヒを求めて』その11~芳乃さくら

みなさん、こんにちは。
今回は3作に渡ってアニメ化された、「ダ・カーポ」シリーズの永遠のヒロイン、芳乃さくらとの思い出について書きたいと思います。

  • 出会い

私が芳乃さくらに出会ったのは、エロゲーをやり過ぎて自我崩壊したころでした。
当時の私は「AIR」などのいわゆる泣きゲーを突っ込んでやり過ぎて、もうゲームでこんな辛い目に遭いたくない、こりごりだと思うに至り、15年やったエロゲーから足を洗うことにしました。しかし、本棚にはまだやっていないゲーム、積みゲーがありました。特に「3Dカスタム少女」など、今使っているPCではスペックが足りず、キャラがカクカクとしか動かないので、次にパソコン買うまでやりようがないものまでありました。
ここから、長い撤退戦が始まりました。
「これらをクリアしないことには、どこにも行けない・・・」
このLeafの「鎖」など、絶対陵辱系です。なぜ俺はこんなものを買ったんだ?
家でひとり思いつめた私は、気がつくとアキバのトレーダーにいました。
別にゲームを売りに来たのではありません。反対に買いに来たのです。
ゲームを止めるのに、これ以上ゲームを増やしてどうするというのでしょう?
理由はこうです。
エロゲーを止めるならもう一回、もう一回でいいから、ときメモみたいな恋愛シミュレーションがやりたい・・・」
私は、積みゲーを消化するために、もう一度エロゲーに対する興味をリブートすることにしたのです。
目を皿のようにして、商品棚を眺めること一時間。
私は「ダ・カーポ」という作品を手に取りました。
理由は、そのパッケージに「ちょっとこそばゆい恋愛ゲーム」と書いてあること。
そして、そこに描かれた金髪の女の子と目が合ったからでした。
その少女こそ、芳乃さくら
それが、その後10年の付き合いになる彼女との、ファーストコンタクトでした。

  • 攻略

私は基本的に恋愛アドベンチャーをやるのが、苦手です。
なぜなら、女の子からの誘いを断ることができないからです。
そして、一度自己紹介した女の子が画面に現れると、なんか悪いから挨拶に行かなきゃ気が済まなくなってしまうからです。つまり、初見ではどうしても、攻略を一人に絞ることができないのです。
ですので、例によって、第1周目はいろんな女の子にまんべんなく声を掛けまくり、フラフラしていました。
すると、フルートを吹いている女の子にフラグが立ちました。
よかった、この作品にはバッドエンドがないぞ。2周目からは、どんどん攻略していこう!
いつもの禊ぎが済んだ私は、続くお姉さんの水越萌ちゃんも無事に攻略。
余談ですが、姉妹揃ってとんでもないドスケベで、大変グッドでした。
「これこれ!俺がやりたかったのはこれだよ~!もう、ややこしいシナリオとかどうでもいいんだよ~」
次は、白河ことりちゃんにしよう。
私は3周目、帽子をかぶった女の子に狙いを定めてゲームを進めました。
ドジュウウウウウウウウウウウ!!!
そのとたんに、油断していた私の身は、焼け焦げました。

  • ヘヴィーシナリオ

白河ことりちゃんのシナリオはこれまでと打って変わって、超ヘヴィーなものでした。一体これのどこが、「ちょっとこそばゆい」のでしょうか?
それ以降、美春ちゃん音夢ちゃんとかなり内容がシリアスなシナリオがどんどん続いていきます。
き、きつい!またなのか?私は「AIR」を思い出して、暗い気分になりました。
なんで、世の中のエロゲーというものは、こんなにどれもこれも内容がHEAVYなのばっかりなんだ!
実はロボットだったとか、記憶は消えてしまうとか、壮絶なシナリオが続きます。
しかし、何のかんの言って、結局私はこういう作品が好きだったのでしょうね。
気がつくと、またしてもずっぽりとのめり込んでいる自分に気がつきました。
ただ、こうなってくると、いつものようにエロシーンなど、エロくもなんともありません。眉間に皺を寄せながら、「あッ。うん・・・・。ひゃうっん。ああッ!!!」という文章の羅列を熟読していました。
なんなんでしょうね。この、ハードシナリオに挟まれたエロシーンを読んでいるときの、達観した感じ。

ところで、私は前述したように、今回「ときめきメモリアル」のような感動が欲しくて、恋愛ゲームを買いました。
しかし、私はまたしても、「ときメモ」みたいな恋愛シミュレーションをすることができませんでした。
というか、このときようやく気がつきました。
ときメモみたいな恋愛ゲームは、ときメモだけである」という単純な真理に。
ようやく私は、恋愛シミュレーションゲームと、恋愛アドベンチャーゲームの違いに気がつきました。
そうか、エロゲーにあるのはそのほとんどがシナリオ、つまり恋愛アドベンチャーゲームだったのだ。
気づくのが遅すぎました。

あらかたの女の子を攻略した私は、最後に一番に気に入っている「芳乃さくらルート」を、攻略することに決めました。
彼女はとても高校生とは思えない、ちょっとすると小学生なんじゃないかという様子で、私のことを「お兄ちゃん、お兄ちゃん」と言っては、なついてきます。ついでに言うと、私の大好きなボクッ子です。屋上でお弁当食べたりなんかして。
ですが懐かれれば懐かれるほど、私は胃が痛くなってきました。
こんな女の子に、手を出しちゃいかんだろう・・・。
私は、ある女の子が好きになればなるほど、その子に手を出すのに、もの凄い抵抗を覚えるようになってくるのです。これは名作エロゲー、「AIR」をやっていたときに感じた症状であり、私はこれを「美鈴シンドローム」と呼んでいます。
ですので、シナリオが進めば進むほど、調子が悪くなってきました。
そんなときに、これは明らかにエロい方に向かうだろうという、分岐点。選択肢が現れました。
詳しくは忘れましたが、確かお弁当を食べていて、「キスをする or 手をつなぐ」とかそういう、選択肢だったと思います。

私はドキっとして、「手をつなぐ」をクリックしました。
そして、とうとうやりました。私は芳乃さくらを汚すことなく、ゲームクリアをすることに成功したのです!
いいんです。もうCGコンプなんてしなくていいんです!
ナイスシナリオ!これでいいんです。
今となってはわかりませんが、ひょっとしたら、さくらに関してはエロシーンは無かったのかもしれません。「ダ・カーポ2」、「ダ・カーポ3」でさくらのHシーンが無かったことから、そう類推することもできます。
何も18禁エロゲーだからって、エロシーンが必ず無ければならないというわけではありません。
むしろない方がありがたかったりするのです。
私はこの時点で、「ダ・カーポ」を選んでよかったと、心の底から思いました。
これで、あの積みゲーも乗り切ることができるでしょう。

その後、アニメを見て、続いて発売された「ダ・カーポ2」を攻略したりしました。
そこでは、芳乃さくらは学長になっていました。幼女のまんま!
彼女とは、ゲームが発売されてはプレイするという、長い付き合いになったのです。
そして、2012年「ダ・カーポ3」が発売されました。
イギリスが舞台の本作では、芳乃さくらは記憶喪失になっていました。
半年がかりでクリアして、そうか今回はエロシーンなかったんだとほっとしていると、ちょうどクリアしたころに「X-RATED」、つまり「エロありバージョン」が発売されて、絶叫したりしました。
そこには、エロシーンが最初から無ければないで寂しいという、複雑な消費者心理があります。
今では積みゲーも無事に消化し、なかなかエロゲーをやる機会は減りましたが、芳乃さくらというヒロインの物語は、永遠に私の心に刻まれました。
とはいえ、さくらの物語の完結編とおぼしきシナリオの入っている「ダ・カーポ3R」は、内容が同じゲームなので、時間をおいてやりたいため、まだやっておりません。このブログを書いたのをきっかけとして、そろそろプレイしようかなと思っています。

・・・と思っていますが、去年同じゲーム会社から発売した、「D.S.-Dal Segno-」ってのは一体なんなんでしょうか。ダル・セグノ?
私のエロゲー撤退戦は、まだまだ続きそうです。


D.C. ~ダ・カーポ~ - 10周年記念ムービー

アニメ「サクラクエスト」の感想

サクラクエスト」を五話まで見ましたが、やっぱり面白いですねー。
花咲くいろは」、「SHIROBAKO」にハマりまくった身としてはこれは超えられないんじゃないか、と余計な心配をしたりしましたが、そんなことはどうでもよかったですね。
主人公の木春由乃ちゃんが、ちょうど「花咲くいろは」の緒花ちゃんと「SHIROBAKO」の宮森を足して二で割ったような感じでたまらんです。
伝統工芸とパワードスーツを組み合わせて、ナイスアイディアとか言ってる感じが、緒花ちゃんが旅館で空回りしている感じをほうふつとさせてくれます。
で、二話にして五人全員そろって、さあこれからこの五人でやっていくぞって感じも、展開が早くて見やすいです。
丁度、京アニの「無彩限のファントムワールド」と「小林さんちのメイドラゴン」みたいな、話数が進むごとに一人ひとりメンバーを揃えていく展開と逆の感じですね。他のアニメを下敷きにして進めてる感じが楽でいいです。
あと、「今期の響け!ユーフォニアムアニメ」がこれですね。安済知佳さん a.k.a 高坂麗奈が、主要メンバーに入ってますからね。元女優の緑川真希ちゃんね。
それで、喫茶店の女の子が、黒沢ともよさん a.k.a 黄前久美子ですね。あんまり声優さん意識すると、アニメ視聴のジャミングになるんで、普段できるだけ確認しないようにしてるんですけど、ちょっとラジオ聞き過ぎて、すぐわかってもう駄目ですね。
あとやっぱ、春夏のアニメで、舞台が田舎ってそれだけで好きですね。現実逃避具合が非常にスムーズにできますからね。
この作品は普段アニメ見ない方でも、楽しめるんじゃないでしょうか。


TVアニメ『サクラクエスト』本PV

「あれはなんだったんだろう」のコーナー~その②『AKIRA』

「みなさんこんにちは。シスプリで一番好きなキャラは千影ちゃん。なでこSMILEです」
「それ前から言ってるよね。なんでそんなに好きなの?」
「一回も言ったことないです。私はこう、FULL BODYで中二やってる人が好きなんだよね。いわゆる中二病じゃなくてさ」
「ということで、今回のあれはなんだったんだろうは、名作コミック『AKIRA』です」
「はい。実はわたくし、あるコマでどうしても気になっているところがありまして」
「コマ?」
「はい。ご存じのように、大友克洋の『AKIRA』というのは、アメコミに大変な影響を受けているわけです」
「表紙とか、色の塗り方とかそうだよね」
「そして、限りなく漫画的表現を排した絵柄が特徴なんですね。例えば、アクションシーンでも集中線とか背景に描かれてても、人物は静止しているんですよ」
「なるほど、例えば顔文字でいうと、『ノシ』とかの漫画的表現はないわけですね」
「そうです。殴ったあとの手で止まっている。あって『シ』なわけです」
「ふむふむ」
「とそんなことを知るはるか以前、小6の私は小遣いをためて、昔はおもちゃ売り場のフロアにあった、西神そごうの本屋にしか売ってなかった、『AKIRA』を買っていたわけですが」
「今は本屋、レストランフロアの最上階だよね」
「で、そのころから、『あれ、このコマだけ、なんか違和感あるな?』ってずっと思い続けてきたコマがあるんです!それを今日ここで発表します!」
「えー、そんなに変なコマなの?」
「それは、このコマでーす!」

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「えー!!!これそんなに変かな?」
「変じゃねーかよ!鉄骨、ぐにゃあなっとるし、なんか人間寸詰まりだし!ちなみに第1巻の51ページ、下のコマです!」
「うーん」
「何より小6の俺が、あれ大友克洋、このコマの絵だけ下手だなって思ったぐらいなんだから。小6に思われてちゃダメだよ!!!」
「そうねえ・・・。まあ、ほかの絵が上手すぎるとも言えるけどね」
「当時、他の全ページ私は調べたけど、こんなに引っ掛かるのはこのコマだけだった」
「病気だよお前」
「そんで大学ぐらいになって、さっき言ったような事実を知ったら、やっぱりこのコマがどんどん忘れられなくなっていったんですよ。『それでもやはり、汗の表現などで、どうしても漫画的記号にならざるを得ないわけです』とか、大友克洋について本に書いてあっても、いやそれよりあのコマは違うじゃん!あのコマだけが!あのコマだけがっつって、誰にも言えない呪いのように、私の心にわだかまっていったのよ!!!」
「それを今回、解放できたと」
「そうなんだよ。うわーん、ありがとう!」
「いいブログやってるよね」
「いやー、いい気分だ。みなさん、このコマが漫画『AKIRA』、全コマのなかで一番手抜きです!」
「失礼な言い方するな!描き方が、若干漫画表現的です、だ」
「さて、それではさようならー」
「さようならー」

「かーずSPpresentsアニメ感想戦ラジオ2016秋の陣 」について!<ネタバレ注意>

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※本文内にて、ランキングの内容にネタバレ含みます。未視聴の方ご注意ください。


かーずSPpresentsアニメ感想戦ラジオ2016秋の陣

かーずさんプレゼンツ、アニメ感想戦ラジオの「昨年の秋アニメ分」が公開されました。みなさんは、もうお聞きになられたでしょうか?
今回も私こと、なでこSMILEのメールを、またまた採用していただきました。
どうもありがとうございました。
最後に投稿した内容を再掲させていただきます。

ということで、今回はラジオのランキング一位をどうどうとネタバレして感想を書きますが、かーずラジオ「2016年秋アニメランキング、第一位、響け!ユーフォニアム2」ということで、いやーみなさん、今作を一位に選んでいただいて、本当にどうもありがとうございました!途中からずっと緊張して聞いていました。こんなに緊張したのは、関西大会の結果発表以来のことです。嬉しかったですねー!
私にとっては今作は、秋アニメどころか、一年を通して第一位。一期から通して言えば人生のオールタイムベスト級の作品となりました。というより、放送開始のずいぶん前から二期の内容を予想して、イカれた文章をブログに載せたりと、とにかく「響け!ユーフォニアム」についてはずーっと痺れっぱなしの生活を送っていました。つまり信じる者が、救われたというわけです。

今も、ブルーレイの第三巻で、「三日月の舞フルバージョン」を見ていたんですが、あらためて見てみても、やっぱりこのシーン変態ですよね(笑)。絶対頭おかしいでしょ、これ。実写で言うと、映画「スネークアイズ」の冒頭とか、タルコフスキーの「ノスタルジア」とかの、「変態長回し」を思い出させられる、凄まじいシーンですよね。音が途切れないから、一発録りに感じるんだと思います。他で言えば「プライベートライアン」の冒頭15分みたいな。あれはワンカットじゃなかったかな?
舞台袖で夏紀先輩や葉月ちゃんたちの祈りが、天に届くように、漏れてくる光の筋をパン・アップする演出とか、もう神々しいほどでした。
あと、かーずさんが仰っていた、久美子が吹けなかった部分を約束通り関西大会で吹き切って見せる。それを見て、にやりとする滝先生。そして、秀一とあすか先輩の一瞬の目の会話とか、これらの感動は、おそらくアニメでしか表現できない手法から、生まれたものだったに違いないと感じています。実写でやるには濃すぎるか、薄くなりすぎますからね。

本作はそうした要素の、まさにせめぎ合い。アニメ表現にそもそも備わっているあざとさと、それを自然に見せる工夫。それを、確実に実写の分野であろう「吹奏楽部の演奏」というテーマで戦いを挑んできたのは、あっぱれとしか言いようがありません。そしてその試みは、確実に勝利を収めていたと思います。
今作は、実写でも表現できることを、わざわざ「アニメ」ならではの文法にトランスレーションすることで、新しい映像表現を作り出して見せた、「氷菓」から続く京アニ写実主義作品の、一つの到達点と位置付けることができるでしょうね。

あと、かーずさんが「優子、優子!」と連呼されるので、私まで優子ちゃんが好きになって来ましてね・・・。第三巻のジャケット見てるだけで、勝手な妄想をして泣けます。これ、公園のジャングルジムで夏紀先輩と話してるんですが、実はもう卒業してしまった、香織先輩のことを話してるのかな?とかね。
優子ちゃんのリボンが、黒→黄色→赤と代わるのを注意して見てたりしました。合宿でのお風呂上りは、白いバンダナでしたね!あれ、あの北宇治の体操服と思しき、ハーフパンツ(オフィス北野みたいな『K』の字が入っているやつ)といい、男が絶対着れないモコモコした上着といい、「合宿中の女子感」が、たまらなく出ていて最高でした。確か三平さんも『二次妻Hz』で、このバンダナ姿褒めてましたよね。あの上着だけ長袖で下ハーフパンツな女子。あれ、俺の好きなやつです。
とにかく、合宿とか試合前日の寝間着姿がみんな可愛いくてたまりませんでした。全国大会前夜の秀一と二人っきりのときの久美子ちゃん、可愛かったわ~。油断してる、みんなやっぱ油断してるぜ!く~!

ところで、みなさんもうご承知のことかもしれませんが、この合宿のシーンでみぞれ先輩がスマホでリズムゲーやってて、久美子が外に寝れないから出てきて、一緒に話すシーンがありますが、あの後ろに咲いてる白い花、オシロイバナが咲いていますが、あの花言葉は「内気、臆病、恋を疑う」ですからね。あのときの、みぞれ先輩の心情にぴったし!
あと花で言うと、OP冒頭に写るひまわり畑で、中央のつぼみと、ひとつだけ違う方向を向いて咲いている花は、「特別」や「先輩後輩」という意味があるんじゃないかと、深読みしても面白いですね。だってひまわりってみんな、同じ方向に咲くじゃないですか。まあしかし、これは考えすぎでしょうね(笑)。
他にも、この辺の京アニお得意のこのフラッシュバック演出の中じゃあ、「葉月ちゃんが、文庫本を読んでる麗奈に、何読んでるの?って感じでもたれかかる」のとか、ちょっと「こんなとこ撮んないでよと、カメラを手で隠す夏紀先輩」とか、最高に好きです。夏紀先輩があんな邪険に嫌がるということは、まず間違いなく優子先輩が撮ってるわけですよ!ですよね?

と、ことほど左様に語りだしたら止まらないアニメ(笑)、「響け!ユーフォニアム2」。これはもはや、全十三話の映画です。ブルーレイ第四巻が待ち遠しい!
しかし、三巻の映像特典の、麗奈のメイド服姿は、たまりませんでした。
なんだか、ラジオの感想ではなく、ユーフォの感想になってしまいましたね。どうもすみません。
それでは、またかーずラジオ、次回の放送も楽しみにしております。



響け!ユーフォニアム2」の感想

本作は、京都アニメーションがこれまで制作してきた、テレビアニメーションのなかでも、トップレベルの品質と完成度を誇る、完璧な作品でした。
私は学生時代、京都に住んでおり、宇治川の方にも、宇治川花火大会などで、よく遊びに行っていたのですが、あの大きな川と、せり出した山がせまっているところに、水のにおいが立ち込めている雰囲気が、本当に実際の情景そのままで、フィルムを見る度に、いつも大変驚いていました。
これまでも、ロケーションの雰囲気を表現することが、大変うまいスタジオでしたが、今作はスタジオが作品の舞台に近いということもあり、製作者の方々が普段目にしている環境が、一番色濃く、反映された作品になったのではないかと思っています。

また、リアルな物語だからこそ、時々顔を出す「萌え」の爆発力たるや、素晴らしいものがありました。
例えば、自宅の廊下を「ドスドス」と、はしたなく音を出して歩く、久美子ちゃんには、萌えまくりました。
他にも、夏紀先輩の、文化祭でのメイド服姿などは、可愛すぎて死ぬかと思いました。
ですが、やはり一番ぐっときたのは、優子先輩と夏紀先輩の「トムとジェリー感」で、これまでも「中二病でも恋がしたい!」での、ニセサマーとデコもりのコンビなど、大好きなものがたくさんありましたが、今作が、そのなかでも最強でした。
ですので、最終話で二人が、部長と副部長になるという展開には、完全に舞い上がってしまい、京アニ信者友達のかーずさんに、「このアニメ、俺が作ったんじゃないでしょうか?」と、血迷ったメールを送ってしまうほどでした。
すると、「いや。僕が考えたんです」という返事をいただいたときには、頭がイカれているのは、自分一人ではないんだなと、大変勇気づけられました。
京アニスタッフの方々、素晴らしい作品を作っていただきどうもありがとうございました。

(約760文字)


<追記:2017年3月13日>
2017年3月12日付のかーずさんのブログに『ユーフォニアム2:スペシャルルポ』が掲載されています。祝二期、劇場版!まじでありがとう!!!
たぶん最速!『響け!ユーフォニアム2』劇場版の発表もあった、『響け!ユーフォニアム2』スペシャルイベントレポ - かーずSPの戯れ言

アニメ「One Room」の感想

私は今作、話しかけられても返事がないと、なんか悪い気がするので、レスポンスしながら見ています。「ああ、そうだね」「よかったら、一緒にどうかな?」とか言って見てます。だいぶ慣れてきました。ポイントは、こちらから質問しないことですね。
あと、語尾にいちいち「君、かわいいね」と付けると、まるでガールズバーでセクハラしてるみたいな気分を味わえて最高です。
でも、こちらのFPS主観視点でずっと進むのかな?と思っていたら、いきなり尻を写してきたので、びびりましたね。それどころか、彼女の主観視点とかあるので、なにこれ?っていう。人称変わるじゃん!そのたんびに、素にかえるわ恥ずかしい!!!って思ってましたが、慣れると攻殻機動隊インターセプトってこういう感じなんかな?って感じで楽しいです。これが、キュビズム多面的セオリーなんですね。
ところで、この前、熱文字でアニメの夢を見たことがあるか?
202 熱量と文字数 【ふつヲタ特集】
という、話が出てきましたが、私もだいたい、この「One Room」みたいな感じで、「涼宮ハルヒとキスをする夢」を、みたことがあります。ちょうどこんな感じで、こっちにどんどん近づいてきて、ここに好きな女の子とキスができる「え、涼宮さん、いいの?」って、心臓のバクバク感が乗っかれば、あの夢の感覚と丁度そっくり同じですね。今作同様に、自分の姿や声は出て来ませんでした。で、キスするとき目を閉じるわけですが(夢のなかで)、次の瞬間。「実際に彼女の温かい唇と、冷たい舌先があたる感触」がしましたね!!!目が覚めても、その感触が自分の唇にありありと残ってるんすよー!!!未だにリアルに覚えてます!!!世界で俺だけなんじゃないですか?ハルヒとチューしたの。いやー、あれは人生最高の夢だったわ!!!