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「なでこSMILE」のアニメ感想BLOG

アニメや漫画などについての、自分の思いを記録するブログ

「かーずSPpresentsアニメ感想戦ラジオ2016秋の陣 」について!<ネタバレ注意>

アニメの感想 オススメ

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※本文内にて、ランキングの内容にネタバレ含みます。未視聴の方ご注意ください。


かーずSPpresentsアニメ感想戦ラジオ2016秋の陣

かーずさんプレゼンツ、アニメ感想戦ラジオの「昨年の秋アニメ分」が公開されました。みなさんは、もうお聞きになられたでしょうか?
今回も私こと、なでこSMILEのメールを、またまた採用していただきました。
どうもありがとうございました。
最後に投稿した内容を再掲させていただきます。

ということで、今回はラジオのランキング一位をどうどうとネタバレして感想を書きますが、かーずラジオ「2016年秋アニメランキング、第一位、響け!ユーフォニアム2」ということで、いやーみなさん、今作を一位に選んでいただいて、本当にどうもありがとうございました!途中からずっと緊張して聞いていました。こんなに緊張したのは、関西大会の結果発表以来のことです。嬉しかったですねー!
私にとっては今作は、秋アニメどころか、一年を通して第一位。一期から通して言えば人生のオールタイムベスト級の作品となりました。というより、放送開始のずいぶん前から二期の内容を予想して、イカれた文章をブログに載せたりと、とにかく「響け!ユーフォニアム」についてはずーっと痺れっぱなしの生活を送っていました。つまり信じる者が、救われたというわけです。

今も、ブルーレイの第三巻で、「三日月の舞フルバージョン」を見ていたんですが、あらためて見てみても、やっぱりこのシーン変態ですよね(笑)。絶対頭おかしいでしょ、これ。実写で言うと、映画「スネークアイズ」の冒頭とか、タルコフスキーの「ノスタルジア」とかの、「変態長回し」を思い出させられる、凄まじいシーンですよね。音が途切れないから、一発録りに感じるんだと思います。他で言えば「プライベートライアン」の冒頭15分みたいな。あれはワンカットじゃなかったかな?
舞台袖で夏紀先輩や葉月ちゃんたちの祈りが、天に届くように、漏れてくる光の筋をパン・アップする演出とか、もう神々しいほどでした。
あと、かーずさんが仰っていた、久美子が吹けなかった部分を約束通り関西大会で吹き切って見せる。それを見て、にやりとする滝先生。そして、秀一とあすか先輩の一瞬の目の会話とか、これらの感動は、おそらくアニメでしか表現できない手法から、生まれたものだったに違いないと感じています。実写でやるには濃すぎるか、薄くなりすぎますからね。

本作はそうした要素の、まさにせめぎ合い。アニメ表現にそもそも備わっているあざとさと、それを自然に見せる工夫。それを、確実に実写の分野であろう「吹奏楽部の演奏」というテーマで戦いを挑んできたのは、あっぱれとしか言いようがありません。そしてその試みは、確実に勝利を収めていたと思います。
今作は、実写でも表現できることを、わざわざ「アニメ」ならではの文法にトランスレーションすることで、新しい映像表現を作り出して見せた、「氷菓」から続く京アニ写実主義作品の、一つの到達点と位置付けることができるでしょうね。

あと、かーずさんが「優子、優子!」と連呼されるので、私まで優子ちゃんが好きになって来ましてね・・・。第三巻のジャケット見てるだけで、勝手な妄想をして泣けます。これ、公園のジャングルジムで夏紀先輩と話してるんですが、実はもう卒業してしまった、香織先輩のことを話してるのかな?とかね。
優子ちゃんのリボンが、黒→黄色→赤と代わるのを注意して見てたりしました。合宿でのお風呂上りは、白いバンダナでしたね!あれ、あの北宇治の体操服と思しき、ハーフパンツ(オフィス北野みたいな『K』の字が入っているやつ)といい、男が絶対着れないモコモコした上着といい、「合宿中の女子感」が、たまらなく出ていて最高でした。確か三平さんも『二次妻Hz』で、このバンダナ姿褒めてましたよね。あの上着だけ長袖で下ハーフパンツな女子。あれ、俺の好きなやつです。
とにかく、合宿とか試合前日の寝間着姿がみんな可愛いくてたまりませんでした。全国大会前夜の秀一と二人っきりのときの久美子ちゃん、可愛かったわ~。油断してる、みんなやっぱ油断してるぜ!く~!

ところで、みなさんもうご承知のことかもしれませんが、この合宿のシーンでみぞれ先輩がスマホでリズムゲーやってて、久美子が外に寝れないから出てきて、一緒に話すシーンがありますが、あの後ろに咲いてる白い花、オシロイバナが咲いていますが、あの花言葉は「内気、臆病、恋を疑う」ですからね。あのときの、みぞれ先輩の心情にぴったし!
あと花で言うと、OP冒頭に写るひまわり畑で、中央のつぼみと、ひとつだけ違う方向を向いて咲いている花は、「特別」や「先輩後輩」という意味があるんじゃないかと、深読みしても面白いですね。だってひまわりってみんな、同じ方向に咲くじゃないですか。まあしかし、これは考えすぎでしょうね(笑)。
他にも、この辺の京アニお得意のこのフラッシュバック演出の中じゃあ、「葉月ちゃんが、文庫本を読んでる麗奈に、何読んでるの?って感じでもたれかかる」のとか、ちょっと「こんなとこ撮んないでよと、カメラを手で隠す夏紀先輩」とか、最高に好きです。夏紀先輩があんな邪険に嫌がるということは、まず間違いなく優子先輩が撮ってるわけですよ!ですよね?

と、ことほど左様に語りだしたら止まらないアニメ(笑)、「響け!ユーフォニアム2」。これはもはや、全十三話の映画です。ブルーレイ第四巻が待ち遠しい!
しかし、三巻の映像特典の、麗奈のメイド服姿は、たまりませんでした。
なんだか、ラジオの感想ではなく、ユーフォの感想になってしまいましたね。どうもすみません。
それでは、またかーずラジオ、次回の放送も楽しみにしております。



響け!ユーフォニアム2」の感想

本作は、京都アニメーションがこれまで制作してきた、テレビアニメーションのなかでも、トップレベルの品質と完成度を誇る、完璧な作品でした。
私は学生時代、京都に住んでおり、宇治川の方にも、宇治川花火大会などで、よく遊びに行っていたのですが、あの大きな川と、せり出した山がせまっているところに、水のにおいが立ち込めている雰囲気が、本当に実際の情景そのままで、フィルムを見る度に、いつも大変驚いていました。
これまでも、ロケーションの雰囲気を表現することが、大変うまいスタジオでしたが、今作はスタジオが作品の舞台に近いということもあり、製作者の方々が普段目にしている環境が、一番色濃く、反映された作品になったのではないかと思っています。

また、リアルな物語だからこそ、時々顔を出す「萌え」の爆発力たるや、素晴らしいものがありました。
例えば、自宅の廊下を「ドスドス」と、はしたなく音を出して歩く、久美子ちゃんには、萌えまくりました。
他にも、夏紀先輩の、文化祭でのメイド服姿などは、可愛すぎて死ぬかと思いました。
ですが、やはり一番ぐっときたのは、優子先輩と夏紀先輩の「トムとジェリー感」で、これまでも「中二病でも恋がしたい!」での、ニセサマーとデコもりのコンビなど、大好きなものがたくさんありましたが、今作が、そのなかでも最強でした。
ですので、最終話で二人が、部長と副部長になるという展開には、完全に舞い上がってしまい、京アニ信者友達のかーずさんに、「このアニメ、俺が作ったんじゃないでしょうか?」と、血迷ったメールを送ってしまうほどでした。
すると、「いや。僕が考えたんです」という返事をいただいたときには、頭がイカれているのは、自分一人ではないんだなと、大変勇気づけられました。
京アニスタッフの方々、素晴らしい作品を作っていただきどうもありがとうございました。

(約760文字)


<追記:2017年3月13日>
2017年3月12日付のかーずさんのブログに『ユーフォニアム2:スペシャルルポ』が掲載されています。祝二期、劇場版!まじでありがとう!!!
たぶん最速!『響け!ユーフォニアム2』劇場版の発表もあった、『響け!ユーフォニアム2』スペシャルイベントレポ - かーずSPの戯れ言

アニメ「One Room」の感想

アニメの感想

私は今作、話しかけられても返事がないと、なんか悪い気がするので、レスポンスしながら見ています。「ああ、そうだね」「よかったら、一緒にどうかな?」とか言って見てます。だいぶ慣れてきました。ポイントは、こちらから質問しないことですね。
あと、語尾にいちいち「君、かわいいね」と付けると、まるでガールズバーでセクハラしてるみたいな気分を味わえて最高です。
でも、こちらのFPS主観視点でずっと進むのかな?と思っていたら、いきなり尻を写してきたので、びびりましたね。それどころか、彼女の主観視点とかあるので、なにこれ?っていう。人称変わるじゃん!そのたんびに、素にかえるわ恥ずかしい!!!って思ってましたが、慣れると攻殻機動隊インターセプトってこういう感じなんかな?って感じで楽しいです。これが、キュビズム多面的セオリーなんですね。
ところで、この前、熱文字でアニメの夢を見たことがあるか?
202 熱量と文字数 【ふつヲタ特集】
という、話が出てきましたが、私もだいたい、この「One Room」みたいな感じで、「涼宮ハルヒとキスをする夢」を、みたことがあります。ちょうどこんな感じで、こっちにどんどん近づいてきて、ここに好きな女の子とキスができる「え、涼宮さん、いいの?」って、心臓のバクバク感が乗っかれば、あの夢の感覚と丁度そっくり同じですね。今作同様に、自分の姿や声は出て来ませんでした。で、キスするとき目を閉じるわけですが(夢のなかで)、次の瞬間。「実際に彼女の温かい唇と、冷たい舌先があたる感触」がしましたね!!!目が覚めても、その感触が自分の唇にありありと残ってるんすよー!!!未だにリアルに覚えてます!!!世界で俺だけなんじゃないですか?ハルヒとチューしたの。いやー、あれは人生最高の夢だったわ!!!

アニメ「セイレン」の第四話を見た!

常木さんとセックスしたいわー。あとたぶん、宮前さんともセックスしたい!
俺みたいな文科系が、ヤン女を抱いてる感じがたまらんのですよ。わかりませんかね?

「あれはなんだったんだろう」のコーナー~その①『耳をすませば』

コラム

「ということで始まりましたこのコーナー。第一回は映画『耳をすませば』ですね」
「今、丁度金曜ロードショーでやってるよね」
「そうです。それで電撃的に思い出したんですよ。あれはなんだったんだろうって、昔っから思ってるのを思い出したんです」
「つまり、この作品に昔から引っ掛かってることが、あるということですね」
「そうです。でも別に、本筋とかそういうのとは、そんなに関係のない。当時の夢ともうつつともつかぬ、個人的な違和感とでも申しましょうか・・・」
「うーん、でもこの作品にそんなシーンあったかなー。宮崎駿原作じゃないんだし」
「あるんだよ!ずーっと気になってるところがあるんだ!でもジブリの話をしても、誰もそれを指摘しない。だから、こちらもわざわざ話に持ち出すまでもないかと思って、どこにも吐き出せず、どんどん心に澱みたいに沈んでるとこがあるんだよ!」
「わかった。じゃあ話してごらんなさいよ」
「本当に?いやー嬉しいな。じゃあ聞いてくれる?あたしの、あたしが墓まで一人で持っていこうと思っていた、くだらない違和感の数々。思い出していないときには、自分ですら、ずーっと忘れてしまっている、どうでもいい感想の断片。思い出している今しか、話すチャンスはないのよ!だって忘れてしまうほど、どうでもいいことだから!」
「よし、じゃあ発表してくれ!映画『耳をすませば』における、あれはなんだったんだろう!」
「それは『この台詞』です!!!」

「私、背伸びしてよかった。自分のこと、前より少しわかったから」

「なるほど。ラストシーンのセイジと朝日を見に行く場面、『雫、結婚してくれ!』って告白される直前に、雫が言う台詞ですか」
「そうです。そこで、朝焼けを見ながら、自分のことが前より少しわかったから、ということを言うその台詞、そのイントネーションに個人的に違和感があるんです!」
「意味としては、小説を書いて自分を試してみて、自分のやりたいことが少しずつ見えてきたっていうことですね」
「そこで、この台詞をいうんですが・・・。この台詞、私はこの作品大好きなので初見から、これまでの人生で20年間、30回以上は軽く見てますが、ずーっと、ここだけなんか関西弁に聞こえるんすよ!!!
「なるほど。言われてみれば、確かに少し訛って聞こえるかもしれないな」
「これ、雫どうしちゃんたんでしょうか?」
「うーん。やっぱ、女の子だから。自転車二人乗り、かましたあとだから、緊張で声が上ずったんじゃないかな?もうセイジと同じ立場に並べて、ラブリー・ハイになってますし」
「とにかく、あれはなんだったんでしょう。私、ずーっと気になってます」
「でも、別にそれで作品のクオリティを下げてはいませんよ」
「そうです。あれが名シーンであることに変わりはありません」
「ただ、不思議に思ってるということですね」
「そういうことです」
「それでは、また次回!さようならー」
「さようならー」


耳をすませば 丘の町

アニメ「セイレン」の第一話を見た!

オンタイム・アニメの感想 オススメ

ちょっと!!!みなさん、セイレン見ました!?ヤッベー!!!
この感動を忘れないように、フラッシュバックする単語だけ、ここにメモして置きます!

・カブトムシ
・ナンカレー
・しいたけの谷
・尻の湿り気
・偏差値
エロゲーシステム
・弟も可愛い
・姉
・へそにキス
・謎の掘っ立て小屋
・ミャーちゃん
・君の名は
・海水浴でスク水で焼き肉
・カブトムシ

本年度ベスト!!!!!!!!!!!!!!!


セキレイop

2016年「『俺の』アニメアカデミー賞」

アニメの感想

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作品賞 「ユーリ!!! on ICE」
監督賞 「響け!ユーフォニアム2」
脚本賞 「無彩限のファントムワールド」
主演女優賞 「枝垂ほたる」
助演女優賞 「田中あすか」
長編アニメ部門 「聲の形」
短編アニメ部門 「教えてギャル子ちゃん」
ベストオープニング賞 「ユーリ!!! on ICE」
ベストエンディング賞 「だがしかし」
編集賞 「劇場版 響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~」
作曲賞 「あまんちゅ!
視覚効果賞 「ふらいんぐうぃっち
外国語映画賞 「シン・ゴジラ

Thank you Animation in 2016.
See you next watching.


inspierd by
199 熱量と文字数 【年末緊急配信 今夜決定!2016年 勝手にアニメアカデミー賞】



History Maker (Yuri!!! on Ice Opening)

『失われたブヒを求めて』その10~櫛枝実乃梨

コラム

みなさん、こんにちは。

私がアニメ「とらドラ!」の櫛枝実乃梨に恋をしたのは、オープニングが『プレパレード』から、『silky heart』へと変わった、あの瞬間でした。
あのサビの部分で、階段から飛び降りて、廊下を駆け抜けていくみのりんを見たとき、私は切なくて、胸が張り裂けそうになりました。

それまでは、「あっけらかんとした、元気な女の子だなー」ということくらいでしか、彼女のことを見ておらず、というよりそもそもこのアニメを見ることにしたのは、当時はとにかく、釘宮理恵さんが滅茶苦茶好きだったからなので、逢坂大河さえ見れれば、それでよかったのです。

しかし、お話が進んで、あれはなんつったかな?『クリスマスに彗星は逆走する』とかなんとかいうサブタイトルのころになると、この「みのりん」という女の子は、自分のことよりも、周りの人のことを第一に考えるような女の子であるということがわかっていました。
そして、その気づいてしまった自分の恋心も、親友のためにそっと胸の奥に隠して、これまで通り明るく友人の恋を応援しようとする健気な姿を見ていると、私はもういても立ってもいられませんでした。

好きな人の前で、おどけて見せるみのりん
親友の悩みに、そっと寄り添うみのりん
本当は、破れそうな恋にその身を焦がしているというのに・・・!
そんな、みのりんを見ていると、もう何やってんだよ・・・と。
恋をしてしまった以上、これまで通りには行かないんだよ・・・。
もう、後戻りはできないんだよ、みのりん!と、気が狂いそうな気持ちで見ていました。

今でこそ告白しますが、当時私は、全力でみのりんに自分の姿を重ねて見ていました。自分の過去の恋愛を!
幸い私は、自分が好きになった女の子には、ちゃんと告白して玉砕してきた人間だったので、彼女のことを全く自分自身だと思って、見ていたわけではありません。
泣きながら告白したことだってあります。
もちろんその度に傷つき、絶望はしましたが、良くも悪くも後悔だけはありませんでした。
でもだからこそ、そんなまさか、引き下がるだなんて!うう。
みのりんみのりん

そんな中、流れるあの曲!
silky heart』のなかで、本編ではラストまで決して明かされない、彼女の声にならない本音の叫びが、繰り返し歌われるではありませんか!
そして毎週OPが流れるたびに、その歌詞がどんどん重みを増していくのです。
もう本当に、聞いちゃいられなくなるほどでした。

「キャラがそびえ、私のことを邪魔してる」
「いつかは私らしく好きと、言わなきゃ今より弱くなっちゃうよ」

キャラと私の狭間で、苦悩している!
そんなこと、言わないで!みのりん!キャラだって、君自身じゃないか!
毎週私はこの曲を聞きながら、布団の上で胡坐をかいて、14型テレビのブラウン管を食い入るようにみつめ、胸の痛みをシクシクと感じながら焼酎を飲んだのです。
わかってるじゃないか・・・。
彼女は自分のこともよくわかっている!
でも、今だって「本当の私は弱いから、どうしても好きだなんて言えない」って言うんですよ、このコは!!!!うわ~ん!!!
馬鹿馬鹿!勇気を出して!
お願いだから、勇気を出してみのりん!うう。
私は、みのりんの幸せだけを願いました。

このようにして、放映時はみのりんのことを、24時間考えて生活していたのですが、当時は周りに一人ふたり「とらドラ!」を見ていた知り合いがいたので、「俺さ。みのりんが結ばれてほしいんだよね」と、彼らに言ってみたことがあります。すると、二人から「いや、普通に大河だと思うけど?」という返答をもらいました。
・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・いや、そうですね。
俺の目が狂ってるんです。
まあ、普通に考えて大河だよね。
ところで、「なあおい。『普通』ってなに?お前、自分のこと普通と思ってんの?あー」と絡みそうになりましたが、ぐっと耐えました。
ちなみに、今思い出しましたが、漫画「げんしけん」の一代目で、ラストシーンの解釈を、「おれ、春日部さんは、実は斑目の恋心に気づいてないと思うんだよ。それが高坂さえわからなかった、彼女の唯一にして最大の萌え要素なんじゃない?」と、聞いたことがありました。そしたら、「いや、普通に気づいてるでしょう」と言われました。それどころか、「お前は、女のことをわかってないよ!」と、言われたこともあります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
それ以降、私はアニメの話を現実の知り合いとするのを止めました。

いいんです!
俺が悪いんです。すべて俺が悪い!俺が死ねばいい!!!俺だけが、みのりんのことをわかってりゃいい!
もう本当にみのりんが、好きで好きで・・・。
当時、みのりんは俺でした。

・・・ああ、なるほど。
今なら、アニメのことがよくわかります。
例えば、映画「君の名は。」みたいに、みのりんの手のひらに「好きだ」と書いて、消えたいんです。映画と違って、俺のことは忘れてくれてかまいません。
俺は、君のために不幸になりたい。
萌えの究極とはつまり、死ぬことである。
生と死は等価値なんだ、アニメにおいてはね。
さあ、ボクを消してくれ!

落ち着け、何を言ってるんだ?
そんなある日のこと。
「熱量と文字数」を聞いていると、こんな話が聞こえてきました。
タツオさんと、松崎和尚が「とらドラ!」の話をしていらっしゃいます。

「俺。みのりんだから」
「ボクだって、みのりんですよ。友情が芽生えましたね!」

私はそのとき、初めて自分以外に「とらドラ!」で、みのりんが好きな人に出会いました。
そうか!俺だけじゃなかったんだ。そういう人も、ちゃんといるんだ!
まるで、雲が晴れていくような気持ちになりました。
そういえば「アニメ会」の方で、「とらドラ!」の再放送のときに、「みのりんが幸せになるなら、もう一回見てもいい」とか、コメントしてる人いたなー!とか、思いだしたりしました(今考えると百パー、タツオさん)。
いやー、俺ひとりかと思ってた・・・。
そして、私は嫉妬のどす黒い雲が、急速に心に広がって行くのを感じました。
・・・友情が芽生えた(だと?)いやいや、冗談ってわかってますよ。もちろん。
・・・冗談?
(俺だって、俺だってみのりんが好きなのに!)
あろうことか、私は愛する先輩方に、嫉妬の炎をメラメラと燃やしたのです。みのりんを「取られる」と、思ったんでしょうね。
腹の底から不可抗力でかけ上ってくる、あの苛立ちを私は昨日のことのように覚えています。
そういえば、アニメはみんなで見るもの?という、関口さんの回もありましたね。
144 熱量と文字数 【コラム:自分の好きなものを周りの人が好きになってくれない、アニメはみんなで観るもの?】
一人で見るものです。

恋でした。
みのりんには、間違いなく恋をしていました。
ナディア、片桐彩子に続く、三人目の好きな人。
それが、櫛枝実乃梨その人です。
他にもいたかもしれませんが、それはどちらかと言えば、憧れか萌えかエロでした。
だから、ハーレムエンドなんてもっての他です。だって「とらドラ!」に、ハッピーエンドなんてありえない!なぜなら、松崎和尚が仰るように、これは恋愛ものだから。
でも、だからこそ、それとは別にハーレムアニメ。つまりは『天国』が、人間には必要なんじゃないかと、最近の私は考えています。
つまり、√ハッピーエンドならぬハッピーエンドのX乗。
今私がいるのは、「このあたり」です。
エイメン!

・・・この私の「シャシン」よ。
他でもない、これを読んでいる「君」に。そう「あなた」に届け!!!
それでは、最後にお聞きください。
堀江由衣さんで、『Love Destiny』。


Sister princess OP2