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「なでこSMILE」のアニメ感想BLOG

アニメや漫画などについての、自分の思いを記録するブログ

「うみねこのなく頃に」の舞台をたずねて

聖地巡礼・霊場巡拝

※ ゲーム「うみねこく頃に」のネタバレを含みます。作品の性質上ご注意ください。

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行ったところ・・・旧古河庭園、旧前田侯爵邸、旧岩崎邸
行ったとき ・・・2015年9月21日
最寄り駅  ・・・南北線「西ヶ原」駅、千代田線「代々木上原」駅、大江戸線上野御徒町」駅
その他の作品・・・「ランス・アンド・マスクス」(たぶん)


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右代宮本家のロビーにある階段です。手前には、あの「ベアトリーチェの絵」が飾ってありました。

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中庭には、毎回毎回金蔵を焼いた、焼却炉の煙突がみえますね。1億回くらい焼いたかな?アンパンマンより焼きました。

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廊下です。ひらひら飛んでいるのが黄金蝶ですね。見えたら死にます。

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地下ボイラー室への入り口です。入ると死にます。

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客室のベッドです。隠れると死にます。

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見てください、この「密室ミステリー」感バリバリのドア。え、嘉音くんが助けに来てくれる?最初からいませんよ、そんな人。ドアチェーン掛けてても、脳天ぶち抜かれて死にます。

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ドアノブのアップ。ここにお守りを掛けてないと、死にます。

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館の周囲には、地下通路が張り巡らされています。これは、電話が掛かってくる牢屋ですね。出ようがでまいが、全員死にます。

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九羽鳥庵(くばどりあん)にある時計です。碑文の謎を解いて、12時までに爆弾を解除しないと、島ごと木っ端みじんになって死にます。

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続いて、ゲストハウスです。
薔薇園の前、階段中央におられるのが、黄金の魔女ベアトリーチェ様です。

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名探偵の「古戸ヱリカ」ちゃんが、嵐のなかヤモリのごとく一晩中へばり付いて、ゲストハウスの人間のアリバイを証明してみせた二階の窓がこちらになります。ヱリカたん超大好き!

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楼座おばさんが、金塊を落っことした道ですね。ですが急いで逃げないと、殺到する山羊人間に食い殺されます。

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礼拝堂です。「真実の鍵」を使うかどうか迷った末、縁寿は惨劇の下手人が「自分の両親」であることを知り、内蔵ぶちまけて死にます。

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これを読んだあなた。
どうか真相を暴いてください。
それだけが、私の望みです。

うみねこく頃に。


<最後にひと言>

誰とも感想や楽しみを共有せず、BBS機能もあるのにネットも見ず、コミケが始まる度に「続編」を買って、ただ一人もくもくとやり続けた、この作品。
足かけ四年に渡りましたが、結構きっちり読んでいたので、「碑文の謎が解ける」あたりや、「真犯人の独白」など、「散(ちる)」のラストに掛けては、細かい部分は忘れていても、ビシビシとピースがはまっていき、本当に痺れました。いやー、あれは感動しました!
この「壮大すぎる風呂敷」を、まさか「畳める」とは思っていなかったので、最後まで見届けることができて、本当によかったです。

ところで、その「霊場巡拝」に行ったのですが、その内のひとつである、この旧岩崎邸(ゲームの礼拝堂)は、その名の通り「三菱財閥系の邸宅」で、設計者はあの「鹿鳴館」を作った人と同じ人だそうです。
中は撮影禁止でしたが、上野公園のすぐ近くに、こんな洒落た洋館があるだなんて、全然知りませんでした。いつも駅前で、パチンコしかしていませんでしたので。
建築の様式については、設計者がすごくて、西洋と東洋を結ぶために、「イスラム様式を採用した」という超絶クールなことを言っていて、滅茶苦茶面白いんですが、今回は長くなるので省きます。

で、ここからが本題なんですが、戦後にこの建物は、GHQによって接収されたそうですが、実際に行ってみると、「へんな部分」が多いんですよね。
例えば、部屋の中に、やたらと綺麗なキャビネットがあって、「これは接収を逃れるため、移送していました」とか、わざわざ書いてあったり。

それだけならまだいいんですが、この本館と、ほんの数メートルしか離れていない、スイスの山荘を模した(!)「ビリヤード場」に、わざわざ「本館から地下通路」が通してあったりするんですよ!ただのビリヤードするだけの小屋に!
しかも当時は東京ドーム一個分の敷地があって、もっといろんな建物があったんだとか!
怪しすぎる!!!!

このあたりは、館内で放映されていたビデオで聞いたんですけど、それがもう胡散臭くて、たまりませんでした。
「ビリヤード場へは、雨の日などこちらの地下通路からもいけます」とか、のほほんと言ってるんですけど、「いやおかしいだろ!!何みんなのん気に見てんの!」って、一人高ぶりました。
すげーしっかりした、長い地下通路を写していて・・・。

明らかにおかしいので、帰ってちょっとあれこれ調べてみたら、ここは戦後「キャノン機関」という、「GHQの諜報機関の本部」になっていたらしいですね。

財閥解体や、ハイパーインフレなどから、いわゆる「資産」をどうやって守り抜くのかというと、GHQとばりばり内通して(たぶん、すでに対東側関係)既得権益を守り抜くか、接収を逃れるため、形を変えて隠すという方法が考えられます。

だから例えば、ある程度の資産を「金塊」に変えて、どこかの地下金庫に隠しておくなんてのも、ありえない話じゃないんじゃないでしょうか?
いつか再び日の目を見るために「隠し財産」を作るってのは、洋の東西を問わず割と行われてきたことですし。「日輪の遺産」という浅田次郎の小説もありますので、ひょっとしたら国がらみで!?
ということで、「九羽鳥庵」は、あながち夢物語ともいいきれない!
そう、現在の価格で「quadrillion(一千兆)円」の黄金は、実在したのである!!!ドーン!
・・・かどうかはわかりませんが、著者がここら辺を、何かしら参考にしたんじゃないかと、私は考えています。

とすると、ロケハンの場所自体も、つまり写真で見せてた「聖地自体」も、ある種の「推理のヒント」をくれていたともいえるのですよ。
07th expansion」おそるべし!!!

ちなみに作品内では、右代宮家の黄金は、潜水艦に積まれていた、同盟国イタリアからの黄金で、そこに乗っていたのが、ダンテの「神曲」に出てくる、「永遠の恋人」と同じ名を持つ女性「ベアトリーチェ」になるわけです。

・・・いかがでしょうか皆様。
「ただそこに『地下通路』があるだけで、古戸ヱリカにはこのような推理が可能です」

もちろんほとんど私の勝手な妄想、空想でございますので、話半分にお聞きください。
この物語は実在の事件、団体とは関係があるはずのない、きっと「幻想」に決まっています。

それではまた、なにかのく頃に、お会いしましょう。
安らかに眠れ、我が最愛の魔女ベアトリーチェ



Hope