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「なでこSMILE」のアニメ感想BLOG

アニメや漫画などについての、自分の思いを記録するブログ

「あれはなんだったんだろう」のコーナー~その①『耳をすませば』

コラム

「ということで始まりましたこのコーナー。第一回は映画『耳をすませば』ですね」
「今、丁度金曜ロードショーでやってるよね」
「そうです。それで電撃的に思い出したんですよ。あれはなんだったんだろうって、昔っから思ってるのを思い出したんです」
「つまり、この作品に昔から引っ掛かってることが、あるということですね」
「そうです。でも別に、本筋とかそういうのとは、そんなに関係のない。当時の夢ともうつつともつかぬ、個人的な違和感とでも申しましょうか・・・」
「うーん、でもこの作品にそんなシーンあったかなー。宮崎駿原作じゃないんだし」
「あるんだよ!ずーっと気になってるところがあるんだ!でもジブリの話をしても、誰もそれを指摘しない。だから、こちらもわざわざ話に持ち出すまでもないかと思って、どこにも吐き出せず、どんどん心に澱みたいに沈んでるとこがあるんだよ!」
「わかった。じゃあ話してごらんなさいよ」
「本当に?いやー嬉しいな。じゃあ聞いてくれる?あたしの、あたしが墓まで一人で持っていこうと思っていた、くだらない違和感の数々。思い出していないときには、自分ですら、ずーっと忘れてしまっている、どうでもいい感想の断片。思い出している今しか、話すチャンスはないのよ!だって忘れてしまうほど、どうでもいいことだから!」
「よし、じゃあ発表してくれ!映画『耳をすませば』における、あれはなんだったんだろう!」
「それは『この台詞』です!!!」

「私、背伸びしてよかった。自分のこと、前より少しわかったから」

「なるほど。ラストシーンのセイジと朝日を見に行く場面、『雫、結婚してくれ!』って告白される直前に、雫が言う台詞ですか」
「そうです。そこで、朝焼けを見ながら、自分のことが前より少しわかったから、ということを言うその台詞、そのイントネーションに個人的に違和感があるんです!」
「意味としては、小説を書いて自分を試してみて、自分のやりたいことが少しずつ見えてきたっていうことですね」
「そこで、この台詞をいうんですが・・・。この台詞、私はこの作品大好きなので初見から、これまでの人生で20年間、30回以上は軽く見てますが、ずーっと、ここだけなんか関西弁に聞こえるんすよ!!!
「なるほど。言われてみれば、確かに少し訛って聞こえるかもしれないな」
「これ、雫どうしちゃんたんでしょうか?」
「うーん。やっぱ、女の子だから。自転車二人乗り、かましたあとだから、緊張で声が上ずったんじゃないかな?もうセイジと同じ立場に並べて、ラブリー・ハイになってますし」
「とにかく、あれはなんだったんでしょう。私、ずーっと気になってます」
「でも、別にそれで作品のクオリティを下げてはいませんよ」
「そうです。あれが名シーンであることに変わりはありません」
「ただ、不思議に思ってるということですね」
「そういうことです」
「それでは、また次回!さようならー」
「さようならー」


耳をすませば 丘の町